エンディングノート──“もしも”に備えるのは今

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手術前夜に感じた「もし死んだら」という現実的な不安。保険や口座、家族への想いを残すためにエンディングノートを作成した体験から学んだ、備えることの大切さと心が軽くなる理由。
病気でなくても今こそ考えるべき“未来を守る準備”について紹介します。

■入院の準備とともに始まった“心の準備”

手術を控えいよいよ入院の日が近づいてきました。

保証人の設定、住民票の取得、入院グッズの準備…。
1回目の入院では母が全部やってくれたけど、
今回は初めて自分一人で全てを進めることに。

荷造りをしながらふと考えました。

「もし手術中に自分が死んだら?」

怖いというよりも、
“現実的な想定”として頭に浮かんだのです。

■病室で浮かんできた“もしもの後”

入院当日。
昼前に病院へ到着すると、
検温・血圧測定・担当医や看護師との面談が続き、
あっという間に夕方になっていました。

消灯の時間になっても、眠れません。

ベッドの上で、頭の中に浮かんできたのは──

  • 妻は保険やお金のこと、ちゃんと分かるかな?
  • 銀行口座や証券口座、どこに何があるか伝えてる?
  • 両親、会社、友人にはどうやって知らせる?

考えれば考えるほど、
「自分がいなくなった後」のことばかりが頭をよぎります。

■“言ってなかった”をなくすために

私はこれまで保険営業として多くのお客様に伝えてきました。
「エンディングノートを書いておきましょう」
「遺言は元気なうちに残すことが大事です」

けれど、自分はどうだろう?
いざ考えてみたら、何もしていませんでした。

その夜、私はスマホを手に取り、
エンディングノートのアプリをダウンロード。

■スマホの中に“もうひとつの自分”を残す

アプリを開いて一つひとつ入力していきました。

  • 家族・親族への連絡先
  • 会社や仕事関係の人の一覧
  • 保険会社の連絡先
  • 銀行口座・証券口座の情報
  • 残したい想い、メッセージ

書いていくうちに、
「自分の人生って、こんなにも多くの人に支えられていたんだな」と感じました。

そして不思議なことに、
全部書き終えた瞬間、心がすっと落ち着いたんです。

「あ、これで安心できる」

そう思った私は、
その夜ようやく眠ることができました。

■“死”を考えることは“生き方”を整えること

人は病気になったり、手術を控えたりしない限り、
なかなか「死後のこと」を考えません。

でも実際に書き出してみると、
残したいものがたくさんあることに気づきます。

そしてそれは、
「どう生きていくか」を見つめ直す作業でもあると感じました。

■あなたにもやってほしい“エンディングノート”

もし今、健康でも元気でも、
一度だけでいいから“自分のもしも”を想像してみてください。

家族、仕事、友人、想い。
その中で何を残したいかが見えてくるはずです。

未来を守る準備は、
“いつか”じゃなくて“今”できる。

それが病室で学んだ大切な気づきでした。

■ この記事のポイント

  • 「エンディングノート」は“死の準備”ではなく“生きる整理”
  • 書くことで不安が軽くなる
  • 想いを残すことが家族への最大の安心

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