🕒 この記事は約5分で読めます<PR>
がん治療には手術や通院だけでなく収入減少という現実がある。保険金が下りるまでの不安、悪性を願ってしまった本音、そして給付金がもたらした安心。SNSの保険不要論に流されず「備え」が未来の選択肢を守るという実体験を紹介。
■がんと向き合うとき、避けて通れないもの
手術、精子凍結、通院…。
肉体的な負担も大きかったけれど、
それと同じくらい私を苦しめたのは、お金の不安でした。
がんを経験している人なら誰もが通る道だと思います。
病気になると、働けない。
働けないと、収入が減る。
それでも生活費は待ってくれない。
頭ではわかっていても、実際に直面すると本当に怖い。
■結婚、旅行、そして治療費──重なるタイミング
実はちょうどこのタイミングで
結婚式と新婚旅行を終えたばかりでした。
幸せなイベントが続いた反面、
まとまったお金がどっと出ていったあと。
私の仕事は歩合制。
体調を崩せばそのまま収入も減る。
固定給のような安定はありません。
さらに家賃や保険料、スマホ代などの固定費は当然かかる。
貯金もほとんど底をつきかけていました。
正直、心の余裕はどんどんなくなっていきました。
■頼りは“がん保険”──でも、現実は簡単じゃない
そんな中希望の光のように思えたのが「がん保険」でした。
加入していたのは、がんと診断されたら
数百万円の一時金が受け取れるタイプの保険。
「これでなんとかなるかもしれない…」
そう思っていましたが、
実際には“条件”がありました。
「悪性腫瘍であること」
つまり、手術してみないと給付金が出るかどうか分からない。
そんな状況だったのです。
■悪性を願うという矛盾
正直に言います。
「どうせ切除するなら、悪性で給付金が出た方が助かる」
そう思ってしまった瞬間がありました。
もちろん、本来なら「良性であってほしい」と願うべきです。
でも、現実は綺麗ごとだけでは済まされません。
生活がある。
家族を守らなければいけない。
だから、お金の支えを本気で願ってしまったんです。
■給付金が下りたときの“安心感”
手術の結果、悪性と診断されました。
つまり保険金の支給対象。
その知らせを聞いた瞬間、
胸の奥に溜まっていた緊張がふっと抜けました。
「助かった…」
がんで“助かった”という言葉は不思議かもしれません。
でも、治療費・生活費・将来への見通し。
それらの不安が一気に軽くなったのです。
この時改めて実感しました。
保険は「生きるための安心」を買うものなんだと。
■SNSに溢れる“保険不要論”を見て思うこと
最近はSNSなどで「保険は不要」という意見をよく見かけます。
「貯金で足りる」「投資した方が得」──
その理屈もわかります。
でも、私は声を大にして言いたい。
「あなたが病気になったことがありますか?」
私は保険に助けられて生きてきました。
だから保険不要論を“鵜呑み”にするのは本当に危険だと思います。
保険は「得か損か」ではなく、
「備えがあるかどうか」で見てほしい。
それが病気を経験した私からのリアルなメッセージです。
■“備え”があるから、次を考えられる
給付金が振り込まれたあの日、
私は久しぶりに深呼吸ができました。
治療に専念できる安心感、
家族を守れるという自信、
そして未来への小さな希望。
お金そのものよりも、
「選択肢を残せる力」を手に入れた気がしました。
また保険については別の記事を書いていこうと思います。
■ この記事のポイント
- がん保険は「もしも」に備える命綱
- 保険不要論よりも“自分の現実”を見つめる
- お金の安心が心の余裕をつくる
🔗 関連記事リンク
Next👉 問題は連鎖する──心と身体、そして夫婦のあいだで
Prev👉エンディングノート──“もしも”に備えるのは今


