🕒 この記事は約5分で読めます
がんとギラン・バレー症候群を経験した私が、初めて「恋愛したい」と思えた日。そして始めたマッチングアプリでの出会いと、“想定外の彼女”との出来事。病気のあとでも恋していい。これは、そんな再出発の物語です。
■ 「彼女ほしいなぁ」――それは生きる力の証だった
退院して、歩けるようになってきたある日。
ふと心の中でつぶやきました。
「彼女ほしいなぁ」
これは、ただの願望じゃありませんでした。
もう一度、人とつながりたい。
もう一度、誰かと笑い合いたい。
そして――両親に孫の顔を見せたい。
病気を乗り越えて、
「生きる意味」を見つめ直した私にとって、
恋愛は“再出発の象徴”でした。
■ 現実は甘くなかった
とはいえ、現実は厳しいものです。
仕事でもプライベートでも出会いはゼロ。
体調もまだ完全ではない。
だから、再び頼ったのは――マッチングアプリでした。
プロフィールには、正直に書きました。
・がんを経験していること
・ギラン・バレー症候群で後遺症があること
それでも前を向いている自分を伝えたかった。
でも、返ってくる言葉の中にはこんなものもありました。
「病気してる方は、ちょっとごめんなさい…」
たった一言。
その文字が胸に刺さりました。
「やっぱり、自分には無理なのかな」
そんな気持ちがよぎりました。
■ そして、出会いが訪れた
そんな中、ある女性からメッセージが届きました。
明るくて、返信もテンポが良い。
会話も自然で、何より“話が噛み合う”感覚。
「久しぶりに会ってみたいな」
そう思える相手でした。
待ち合わせ場所は新宿駅。
18時。
ワクワクと不安が混ざった気持ちで、
久しぶりに外服を選び、髪を整えました。
■ しかし、現れたのは“想定外の彼女”
約束の5分前、「ちょっと忘れ物したから15分遅れるね!」
まぁ、よくあることだ。
……と思って待っていたら、
結局、現れたのは1時間後。
さすがに帰ろうと思うものの、
せっかく足を引きづってまできたわけで、
会うチャンスもなかなかない・・・
もう少し待とう・・・そう思いました。
そして・・・
やっと来た!と思った瞬間目を疑いました。
写真とはまるで別人。
清楚系のはずが、目の前にはギャル系女子。
「……まぁ、話してみよう」
そんな気持ちで歩き始めた彼女は、
私の歩幅を気にすることもなく、
歌舞伎町のネオン街へズンズン進んでいきました。
(あ、これはちょっと怪しいな……)
そう思った時にはもう遅かったんです。
■ 謎のバーと、嫌な予感
「友達に勧められたバーがあるんだ」
彼女は笑顔でそう言って、雑居ビルの中へ。
「え、ここ…?」
暗い階段、人気のないフロア。
そこには、キャバクラのような店構えの“バー”がありました。
妙な空気を感じながらも、
「せっかくだし1杯だけ」と店に入りました。
この時の私には、まだ“続き”が待っていることなど、
想像もしていませんでした。
💬 まとめ
- 恋をしたいと思えたのは、生きる力が戻ってきた証
- 現実は甘くない。でも“動いた”ことで気づくことがある
- どんな出会いも、必ず何かの意味がある
💡 あなたへのメッセージ
病気を経験しても、恋をしていい。
誰かを想う気持ちは、何よりも“生きる証”です。
結果がどうであれ、
あなたが誰かを想える心がある限り、
人生は何度でも始められます。
🔗 関連記事リンク
👉 歌舞伎町の闇へ――“ぼったくりの夜”へ
👉 “普通”に戻りたかっただけなのに
![]()


