精巣腫瘍の初期症状とは?たった一つの違和感が人生を変えた話

精巣腫瘍1st
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左のタマタマが少し硬い…たったそれだけの違和感が、人生を大きく変えるきっかけになりました。22歳で精巣腫瘍と診断された私の体験談を通して、男性に知ってほしい「初期症状」と「早期発見の大切さ」をお伝えします。

 たった一つの違和感から始まった

それは、22歳の冬でした。
大学生活も終盤に差しかかり、卒業旅行や就職準備に追われていたある日、
ふとした瞬間に「ん?」と違和感を覚えました。

左のタマタマが少し硬い。
痛みはまったくありません。
でも、なんとなく“前と違う”感覚。

私はもともと【陰嚢水腫】という、タマに水が溜まる体質でした。
小さい頃から医師にそう言われていたので、
「また水が溜まったんだろうな」くらいに思っていました。

押せば戻る、いつものこと。
そう思っていたのです。

 「まあ大丈夫でしょ」その油断が危険だった

日常生活に支障もなく、痛みもない。
だからこそすぐに病院へ行く気にもなりませんでした。

実際、男性は“下半身の異変”を誰かに相談するのが恥ずかしい。
病院に行くことすらためらう人が多いと思います。
私もその一人でした。

ところが当時付き合っていた彼女が、
その異変に気づいたんです。

「ねえ、それちょっと大きすぎない? 一回病院行った方がいいよ。」

最初は笑ってごまかしました。
でも彼女の不安そうな目を見て、観念して病院へ行くことにしました。

そして言われた一言

近所の泌尿器科クリニックで、問診票を書いて診察室へ。
中には医師と女性の看護師さんが一人。
正直、恥ずかしかったです(笑)

「では、ベッドに横になってパンツを膝まで下ろしてください。」

心臓がバクバク。
若い男性なら分かると思いますが、
“恥ずかしさ”と“緊張”で頭が真っ白でした。

触診はものの数秒。
そして診察が終わって数分後、
医師の口から出た言葉は・・・

「腫瘍ですね。すぐ大きい病院に行ったほうがいいです。」

まるでコンビニで会話するようなトーンでした。
でも、私の耳にはその一言だけが強烈に残りました。

「がん」という言葉が頭をよぎる

腫瘍って、つまり“がん”ってこと?
まさか、そんなはずは・・・。

そう思いながらも胸の中では冷たいものが流れ始めていました。

病院を出てからの帰り道、
彼女と無言のまま歩いたことを覚えています。

あの時感じたのは「怖さ」でも「悲しさ」でもなく、
“現実感のなさ”でした。

ただ、心のどこかで
「これはもう普通のことじゃない」と悟っていたような気もします。

精巣腫瘍とは?(少しだけ専門的な話)

簡単に説明します。
精巣腫瘍は、20〜40代の若い男性に多いがんです。
男性が一生のうちにかかる確率は、約1万人に1〜2人。
珍しい病気ですが、発見が遅れると転移しやすいのが特徴です。

しかし、早期発見であれば治癒率は95%以上。
「痛みがないから大丈夫」と放置することが、最も危険なんです。

※下記参照リンク

今伝えたいこと

当時の私は彼女がいなければ病院に行かなかったと思います。
もしかしたら気づいた時には手遅れだったかもしれません。

「恥ずかしい」よりも「命を守る勇気」を。
男性だからこそ身体の異変に敏感であってほしい。
それが今私がこの体験を発信している理由です。

まとめ:ほんの少しの違和感が未来を変える

・痛みがなくても“硬さ”や“腫れ”を感じたら病院へ
・精巣腫瘍は早期発見でほとんどが治る
・恥ずかしさよりも自分の命を守ることが大切

もしこの記事を読んで、
「少し気になるかも…」と思った方がいたら、
ぜひ、今日中にでも泌尿器科に行ってください。

あなたの“勇気ある一歩”が、
未来の自分を守ることになります。

この記事を書いた人
maromau

3度の大病(精巣腫瘍を2回/ギラン・バレー症候群)を経験。
「不安の中にも希望はある」をテーマに生きるヒントを発信しています。
病気のこと、お金のこと、感じたこと、気づいたこと、色々と発信をしていきたいと思います。

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