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■精巣腫瘍の術後に知った「男性ホルモン」との関係
手術を終えて退院してからしばらく。
本社勤務も正式に決まり勤務開始までは約1ヶ月の“充電期間”がありました。
この間できる範囲でお客様対応をしたり、
ボランティア活動(経済人の集まり)に顔を出したりしていました。
ただ――
なぜか、まったくやる気が出ない。
怠けているわけじゃない。
でも何をするにも気力が湧かない。
そんな日が続きました。
■「燃え尽き」じゃなかった
ふと主治医に相談してみると思いがけない答えが返ってきました。
「男性ホルモン(テストステロン)の数値が下がっているかもしれませんね。」
検査の結果、
なんとテストステロンの数値が 230 → 20以下 に激減。
頭では「減るだろうな」と思っていました。
でも実際に数字で見ると衝撃でした。
「そりゃ、やる気も出ないわけだ…」と納得。
■テストステロンが減るとどうなるのか
医師によるとテストステロンは主に精巣で作られるホルモン。
やる気であったり、男性らしさ(体つき、活動的になるなど)が減ることもあるとのこと。ただ、その数値に影響を受けないこともあり、まだまだ謎な部分だそうです。
そのテストステロンは一部は副腎や筋肉からも分泌されるそうです。
つまり――
身体を動かすことでホルモン分泌を促せる可能性がある。
この話を聞いた私は、
「よし、筋トレを始めよう」と決意しました。
■できる範囲から始めるリハビリ筋トレ
ギラン・バレー症候群の後遺症で脚に不自由が残る私にとって、
運動は簡単なことではありません。
でも「何もしない」よりも「少しでも積み重ねる」こと。
その小さな意識が大事だと思いました。
・軽いスクワット
・水中ウォーキング
・姿勢を意識したストレッチ
焦らず、ゆっくりでも体を“再起動”させるつもりで続けています。
■夫婦の時間も「ホルモン」が関係していた
実を言うと夜の夫婦のコミュニケーションもなかなか取れていませんでした。
気力も体力も落ちてどうしても前向きになれない。
でも、ホルモンの数値を知ってようやく気づいたんです。
「自分のせいじゃない」と。
ホルモンバランスが崩れていたんだから、
一時的にそうなるのは自然なこと。
妻にも正直に話して少しずつ理解してもらいました。
■やる気は「心」だけで決まらない
「やる気が出ない」「気分が上がらない」
そんな時、つい自分を責めてしまいがちです。
でもそれは心の問題だけじゃないかもしれません。
身体の変化、ホルモンの影響、環境のストレス――
いろんな要因が重なって、心を動かなくしているのかもしれません。
■今日の一歩が未来を変える
私はいま、ゆっくりでも動いています。
筋トレを少しずつ再開し、食生活を整え、
「心」と「体」を同時にケアしていく日々。
病気を経験して、ようやく気づきました。
“前向き”は作れる。
そのためには「体を整えること」も大切なんです。
焦らず、少しずつ。
今日の小さな一歩が未来の自分をつくる。
これが私の“再スタート”です。
■ この記事のポイント
- すべてが自分のせいと思いこまないことが大事
- 身体は少しづつ変わっていくから焦らない
- 小さな一歩一歩が未来を切り開いていく
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